子を見ること親に如かず

朝一番でお米を研ぐ時、日に日に水の冷たさを感じるようになってきました。
冬を感じるこの時期もいいですが、寒いのは苦手ですね。

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先日、子供達が葉っぱをお店に
届けにきてくれました。

ちなみに葉っぱとは季節感を盛り上げるアイテムで
『掻敷』(かいしき)といいます。

いわゆる料理に添えてある枝や葉のことですが、
春は梅や桃、桜の枝など。夏は青紅葉や朝顔などの青葉。秋は紅葉した銀杏や紅葉、柿の葉など。冬は椿や南天など、器同様に季節を語ってくれる“葉っぱ”達ですが、実は買うと意外と高価です。

ですので、出勤途中や、休みの日に、公園などで遠回りや寄り道しながら採ってきます。色や形、大きさ等を選るとなかなか自分好みのタイプが見つかりません。今の季節は紅葉した柿の葉のグラデーションがお気に入りです。

葉っぱを選別している姿は、他人から見たら不思議な行動に映るでしょうが、この脇役達を探す作業は案外楽しいものですが、

その姿を
子供達は見てるんですね。

ここ最近、とても忙しくさせてくださり
家のことなど、特に家族サービスなんて、ここ数ヶ月なにもしてあげられていませんでした。

妻にもお願いしてお店に出てもらっているので、
平日は、ほぼ子供達だけ。
時間のある時は、妻の実家の両親が片道2時間車を飛ばして
家事をしにきてくれています。

子どもたちが
「パパ大変でしょう?」って…

子を見ること親に如かずとはいいますが、
父親らしいことなど、なにもしてあげられていませんが、頼もしく確実に成長してくれています。

忙しいとは言っても、
毎日、毎時間、毎分、忙しいわけではなく、
区切りをつけてゆとりは自分で作るものであると教わりました。

年内は無理かもしれないけど
子供達と一緒に遊びたいです。

セイコガニ、あんこう汁、
真鱈の白子醤油焼き、
カキ変わりフライ等始まっています。

今週もよろしくおねがいします。