鬼滅の刃

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教養を深めて、多くの知識を手に入れるために意識的に読書をしている人も多いでしょう。

ですが、新書や学術書だけが人生の役に立つわけでもなく、娯楽のひとつと思われがちな漫画も、わたしたちの人生に大きな影響を及ぼしているのかもしれませんね。

新刊の料理本は常に読んでいますが、今回は子供の影響で、鬼滅の刃を夜な夜な読んでいます。鬼滅の刃とは大正時代の日本が舞台で、ある日鬼によって家族を惨殺され、妹の禰豆子を鬼に変えられてしまった主人公・炭治郎が鬼狩りを専門とする部隊・鬼殺隊に入隊し、その仲間とともに人々を守りながら家族の仇討ち、そして鬼にされてしまった禰豆子を人間に戻す方法を探していく物語ですが、読み応えも十分あり、世界観が緻密なものを読んでいると、疲れて仕事を終えた後でも手にたくなるくらい面白いです。

17巻の抜粋ですが
「何をするにも初めはみんな赤ん坊だ。
周りから手助けされて覚えていくものだ。他人と背比べをしてるんじゃない。戦う相手はいつも自分自身だ。重要なのは昨日の自分より強くなることだ。それを10年20年と続けていければ立派なものさ。そして今度はお前が人助けしてやるんだ。」というセリフがあります。

内容も然る事ながら、数々の印象的な言葉に感銘を受けました。感動を受けたのは、私が単純だからかも知れませんが…

500円玉ハゲができそうな営業の日もありますが、嘆いてばかりいても仕方がありませんから、僕達としては料理の質や味を落とさずキチンとしたサービスを心掛け、自分達で出来る限りのウイルス対策をしてお客様からのご予約のお電話やご来店をお待ちしております。

今週もよろしくお願いします。